標高差:160m

2012年10月20日(当時63歳)


日本三百名山に戻る

長野県諏訪郡富士見町
コースタイム:1時間09分(舗装路歩き29分含む)
登り:15分
(仏平峠から)
下り:19分(御所平峠まで)
ウィキペディアから
  赤石山脈(南アルプス)の最北部にある山で、いわゆる「南アルプス前衛の山」の一つである。
ただし南アルプス国立公園の範囲には含まれない。 山頂には点名「入笠山」の二等三角点が設置されている。 山頂近くまでゴンドラリフトや車道が通じているため、比較的容易に登頂することができる。 山頂からはほぼ360度の大展望が広がり、南・中央アルプス・八ヶ岳はもとより富士山や、遠くは北アルプスなども望める。 周辺には大阿原湿原や入笠湿原などがあり、これらの湿原に自生する植物を楽しむこともできる。
Road Map :中央道を諏訪南ICで下りて、R20から林道入笠線に入り御所平峠に向う。
Route Map:仏平峠に車を停め、首切登山口から山頂へ登り、下りは御所平峠側に下りる。
日本三百名山』 簡単に登れる二千m峰からは360°の大展望が得られた。
花時に再訪したい
  櫛形山のアヤメには余り興味が湧かないが、入笠山のヤナギラン、クガイソウ、スズランには
大いに興味がある。 花時は混雑するだろうから前夜か早朝には登る必要がるのだろう。
シカとのニアミス
  入笠牧場を下っていると親子のシカが道路を横切り、それを追った子ジカが飛び出して来た。
たまたまゆっくり走っていたのでぶつかることはなかったが、寸止め30cmの危ない所だった。
今日の温泉
  コンビニで買い物をして駒ヶ根に移動し、”こまくさの湯”に入る。 入浴料は600円であるが、目敏い相棒が食事とのセット券千円を見付け、ここで夕食と入浴を済ます。
管の台バスターミナル駐車場で車中泊
  有料駐車場(500円)に車を停めて車中泊とする。 昨日の睡眠不足を補う様に直ぐに爆睡モードに入る。 駐車場はがらがらであったが、夜中から車が増えだし、明け方には満車になっていた。

今日の移動
 櫛形山散策後は一般道を走り入笠山登山口に向う。 林道を走り沢入登山口でマイカー規制となる。
係員にネットでは規制はなかったはずと文句を言うと15時には通行可になると言う。
沢入登山口から歩くと片道1時間半掛かると言うので後1時間待って車で首切登山口まで行くことにした。

2012年度の長野の山遠征
251入笠山 (1,955m)
にゅうがさやま
登山口にはしっかりした道標があった。
”沢入登山口”で15時まで待ってホールショットで車を走らせるが、仏平峠の ”首切登山口”までは遠かった。 登山口前には車6台程の
駐車スペースがあった。
ダケカンバの木が多く道は緩やかに登って行く。
樹林帯の中、背の低いササ原の道であるが、明るく雰囲気は良い。
登山道は一転して樹木のまったく無い山頂が見えて来た。
ササ原もこれだけ背丈が低ければ文句なし。
山頂からは360°の完全展望が得られた。
見えている有名山は多いが少し遠景なのが寂しい。
15分で ”入笠山”(1,955m)に着く。
たった15分の登りであったが急ぎ足で登ったので息が切れた。
この方向から ”南アルプス”を見るのは初めてなので山座同定は止めておく。
入笠牧場の向こうには ”諏訪湖”が見えた。
霞んでしまって ”北アルプス”までは見えなかった。
朝はバッチリ見えていた ”八ヶ岳”には厚い雲が
乗り山頂付近はまったく見えなくなってしまった。
富士見野の町並み、中央道は良く見えていた。
ピストンの予定であったが、向学の為に ”御所平”側に下山する。
要は ”マナスル山荘”を見てみたいだけである。
表登山コースの ”岩場コース”を下山するが、
岩場と言う程のものではなかった。
振り返り見た ”入笠山”は薮山に見え、
ここから見る限りでは、あの大展望が信じられない。
紅葉が冴えていた。
下山19分にて ”御所平登山口”に降り立つ。
ここには広い駐車場があった。
花時にはヤナギラン、クガイソウ、スズランが咲くお花畑が見えて来た。
お花畑内には遊歩道が縦横に設けられているが、この季節、枯れ葉が見られるだけだ。
少し ”入笠牧場”を散策すると石碑の横にステキな樹木があった。
天体観測ドームとのコントラストが良い感じだった。
”御所平峠”から ”仏平峠”までの林道が長く、周回コースを取った
のを後悔するが、時既に遅し、紅葉を愛でながら舗装路を歩く。
天体観測ドームで有名な ”マナスル山荘”は意外とこじんまりしていた。
山荘で伊那側に通り抜ける道路を聞いておく。
真っ白に冠雪してべっぴんになった富士山が見えていた。
指で山頂を少し押してみる。
林道歩きに飽きて来た頃 ”展望駐車場”があった。
目前に ”八ヶ岳”が見えるが、前述の通りガスが掛かって
山頂部は見えなかった。
シカの親子3匹が逃げて行き、遠くから興味深そうにこちらをじーっと見ていた。 もう1匹の子ジカは更に遠くに逃げてしまった。
林道歩き29分で車に戻る。
この後、車でマナスル山荘に戻り、伊那への林道を抜ける。
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櫛形山 入笠山 木曽駒
2024年6月17日更新